Focusrite Scarlett 3rdシリーズが大進化!機材を徹底レビュー【プロが認めたスタジオ品質・評判】
昨今は、動画配信のブームや、DTM、歌ってみた、宅録、Zoomの需要から、音楽機材に興味を持たれてる方も少なくないと思います。
”オーディオインターフェース”といっても、数々のラインナップがあり、価格もピンキリです。どれを選ぼうか迷っている方もいらっしゃいますよね。
できれば、お値段は抑え目で良い音が欲しい!
そんな方におすすめなのがFocusrite製品です。数々のプロスタジオに常設されているISAマイクプリアンプで有名で、プロからの信頼も高いです。
その中でもスカーレットは、低価格でありながら高級機にも引けを取らないマイクプリアンプの品質、音質の良さで知られています。
それもそのはずで、Focusrite(フォーカスライト)は、プロオーディオ界では知らない人がいないというレジェンドRupert Neve(ルパート・ニーブ)氏によって創設された英国のメーカーです。
その歴史は、ビートルズのプロデューサーとして知られるジョージ・マーティン氏のスタジオのコンソールを作ったことが始まりという、由緒あるブランドです。
(音が良いのも頷けますよね!)
そんなFocusriteのエントリーモデルの一つとして登場したScarlett(スカーレット)シリーズは、世界で最も売れているオーディオインターフェースと言われています。
今回はFocusriteのScarlettシリーズに興味のある方にとって、少しでも有効な情報をお届けできたらと思い記事にまとめました。
Scarlettシリーズの特徴
Focusriteの製品の中ではエントリークラス〜ミドルレンジの位置付けになっており、初心者から中級者以上の方でも使いやすいモデルなのが特徴。Scarlett Solo(ソロ)、2i2、4i4、8i6、18i8、18i20と、搭載されているマイクプリアンプ・入力数、ラインの入力数、アウトプットの数によって豊富にラインナップされており、ホームレコーディングやスタジオ、バンドレコーディングまで対応可能。
録音環境や必要な入力数に合わせて選べるのがポイント!
現在スカーレットは3世代目(3rd Gen)で、ダイナミックレンジもヘッドルームも更に向上して進化しています!特に第一世代で心配されていたドライバーの問題もクリアされ、現在はドライバーが安定していることもおすすめポイントです。
買うならオススメは、最新の第三世代(3rd/USB-Cタイプ)か、第二世代(2nd)です!
Scarlett 3rd genの長所
- プロの高級機と比べても引けを取らない音質の良さ
- 抜けの良いサウンド、癖のないサウンドで用途を選ばない、優等生な機材
- 低ノイズなマイクプリアンプ
- 高ダイナミックレンジと広いヘッドルーム
- 安定したAD/Aコンバーター(ダイナミックレンジ:114db)かつてApogee機材にも搭載されていたチップを使用
- ドライバーが安定している
- 入力を切り替えたりできるFocusrite Contorolが直感的で使いやすい
- 第三世代(3rd)からは、AIRスイッチというFocusriteのプロ仕様機材・ISAマイクプリのモデリング機能が搭載。よりブライトな音が楽しめて面白い機能です!
- 無料で貰えるプラグインが豪華(本来買うと数万円以上)
- ユーザーが多いのので、何か困った時に調べやすい、対処法を見つけやすい
- とにかくコスパ◎
注意点
- オーディオ機材なので、初心者は最低限操作などを勉強する必要がる
- オーディオ機材は、パソコンのスペックによって音切れなどのノイズを発生させることもあるため、問題が発生した場合は対処が必要になることも、購入の前に自分のPCが対応しているかチェックすることは必須
- ループバック機能は4i4からである
- MacOSの場合は、OBSなどのソフトウェア側でループバックする必要がある
- Focusriteのオーディオインターフェースは、Discordと相性が悪い場合がある(音切れしてしまうという症状が報告されています)
- DSPは付いていない(最近はDAWのプラグインなどで操作する人も多いと思うので、必要な人以外は気にするポイントではないかもしれません)
プロが認めたスタジオ品質
Scarlettは、プロのアーティスト、ミュージシャン、ボイスオーバーなど、世界中のホームスタジオやスタジオで導入されています。BBCのナレーションをされているプロのナレーターさんのホームスタジオや、TVのCMやラジオMCをされている海外のプロのボイスオーバーさんのスタジオ、日本のTV番組のナレーションも担当しているスタジオなど、多数のプロフェッショナルな環境でFocusrite ScarlettがI/Oとして使用されているんです。NETFLIXの承認機材としてもFocusrite Scarlettがラインナップされています。
今回お話を聞いたエンジニアによれば、高価なハイエンドのコンデンサーマイクをScarlettに接続して録音し、そのまま本テイクとなり商業リリースされたケースも珍しくないそうです。
より拘ったサウンドを追求したい場合や、スタジオとして強化したい場合、リアルタイムでの制御をハード機材(アウトボード)は、外部のマイクプリアンプやミキサー、チャンネルストリップを接続することも可能です。
オススメのプロ仕様外部マイクプリアンプは、Focusrite ISA ONE / ISA TWO、Focusrite ISA 430(チャンネルストリップタイプ)、GRACE DESIGN ( グレースデザイン ) m101、Warm Audio(ウォームオーディオ) WA73 / WA273 EQシリーズ、Golden Age Project ( ゴールデンエイジプロジェクト ) PRE-73シリーズ、Warm Audio WA12、 DBX 286s(チャンネルストリップタイプ)など
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は、Scarlettの魅力や愛される理由をご紹介できればと、記事にさせて頂きました!
ぜひ参考になれば幸いです。
文・構成/J
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